40代女のクマ取りの話です。今は割と手軽に受けれる手術だとは思いますが、私は迷いに迷い、悩みに悩み、決断するまでに年単位で時間を費やしました。自分の美容の記録用と同じように悩んでいる方の役に立てばと思い記事にして残しておこうと思います。
40代に突入して急に自分の顔や肌の衰えが気になって仕方なくなりました。シミ、シワは当然のこと、瞼のたるみやほうれい線…
そしてなにより老けて見えるのが目の下のクマ(たるみ)。
それに気づいてからは、毎日鏡で自分の顔を見れば見るほど気になって気になってしかたがない。
ネットやインスタで「クマ なくす方法」と検索すると、目の周りのマッサージやアイクリームなどなど沢山のクマ対策が出てきましたが試してみるもどれもこれも即効性はなく…
なんならマッサージは、皮膚が伸びる、余計にたるむ、肌の負担になるなど素人がするとかえって逆効果になるなんて投稿もチラホラ。
ほな、どうしたらええねん!
となった私が行きついた先は、美容外科による「クマ取り」治療!
方法は何種類かあります(表ハムラ、裏ハムラ、経結膜脱脂法など)。現在はポピュラーな治療のため多くの方はすでにご存じだともいますが、美容外科治療なんて考えたこともなく顔をいじるなんて怖すぎるとさえ思っていた私にとってはめちゃくちゃハードルの高い治療方法。
毎日クマ取りについて検索しまくり、インスタの画像も漁りまくり、リアルな知り合いにも経験者はいないか聞き込みまくり情報収集に明け暮れました。
仕上がりはもちろんのことですが何より私が気になっていたのは、
・術中、術後の痛み
・ダウンタイム
これを読んでる方はすでに調べ済みの方が多いと思います。痛みについても感想はピンキリ。ダウンタイムはやばい画像もあれば、「先生の腕がよくてダウンタイムなんて全くありませんでしたぁ~♡」みたいなものまでそれはそれは様々。
私は特に痛みに弱く恐怖すら感じるタイプです。施術より前に麻酔の注射のことを考えただけで逃げたくなるタイプです。
実際、注射嫌いすぎて小学生の頃の集団予防接種で自分の順番が差し迫った際に体育館の中をダッシュで逃げ回って先生に確保されてから接種した苦い思い出もあります。笑
今でもインフルエンザの予防接種前になると気分が悪くなったり、接種前の体温測定で熱があることを本気で願う40代です。
極度のビビりで美容外科の敷居なんて跨げるわけがない、絶対に縁がないと思って40年過ごしてきました。
しつこいですがほんとうに美容のために手術なんて絶対にできないタイプの人間でした。
そんな私でもやはり鏡に映る自分のクマをどうにかしたい、でも手術怖い…と思い悩んだこと約3年。その間もどんどん悪化していくクマ🐻
そんな中たまたま実際にクマ取りの手術を受けたことがある人と知り合い、お話しする機会が!
まだそんな親しい仲になったわけでもないのにここぞとばかりにクマ取り手術について根掘り葉掘り聞きまくった私。
そんな私に彼女は
「ほんと余裕ですよ。一瞬ですし翌日メガネで仕事行きましたよ」
さらには、、、
「そうやって悩んでる間ずっとクマあるじゃなですか。どうせならこの先の人生ちょっとでも早く、長くクマ無しで送りたくないですか?」
・・・グサーーーーーーーっ!!!
そうか、私3年もクマに悩んで何もできずにいたけど、3年前に手術してたらこの3年はクマ無しの人生だったんだ!!(当たり前のこと)
一刻も早くこのクマとおさらばしたい!!!
私の悩みは仕上がりうんぬんより(←あかんやろ)、怖い痛いという恐怖のほうだったので恐怖にやる気が勝ったらもう悩むことなし!
おすすめの美容外科を教えてもらい早速カウンセリング予約。(やると決めたら行動は早いタイプ)
3年悩んでたのにやると決めた翌週には美容外科でカウンセリング受けてました。笑
40にして初めて美容外科の門をくぐることに・・・
ドキドキ緊張しながら入った美容外科の中、最初の感想は
「めっちゃ人いるやん!めっちゃ流行ってるやん!」
でした。美容外科ってこんなに混んでるんですね。まさに老若男女!
一見さんの私は待合室でもソワソワしながら
「みんな何しに来てるんだろ~みんなもクマ取りかしら?」
なんてみんなの施術がきになって仕方ありませんでした。笑
で、待つこと数分で美人なカウンセラーさん登場。きっと色々いじってるんだろうな(←おい)なんて思いながら、クマ取りの説明を簡単に受けて、次は先生の診察。
すると先生から
「目の下のふくらみは脂肪を取って凹みの部分には脂肪注入が必要です!」
「結構凹んでるから脂肪注入もしないとゴルゴになるよ」
って。
いや、もちろんその辺も調べ済みでしたよ。3年も悩んでたんだから。
そして脱脂のみ推奨の病院も何件か調べてました。
でも知人におすすめされたこちらの先生の見立てでは脂肪注入必要。
いや~これはほんとに悩みました。せっかく怖い思いして手術したのにやって後悔の顔面になるなんて最悪じゃないですか。なので先生に質問してみました。
「もし脂肪注入しなかったら失敗になりますか?ひどい顔になりますか?」
先生の回答は
「ふくらみ無くなるんだから今より悪くはならないよ。でもそれで100点は取れない。50点、60点の仕上がりでいいなら脱脂だけでもいいよ。今よりましになるだけ」
たぶんこれ言われて普通はせっかくなら100点がいい!って思いますよね?
私は、「なーんだ、今より良くなるなら余計なことはしなくていいや。脱脂オンリーで」
と謎に納得して脱脂のみで押し切りました。先生もカウンセラーもちょっと困った顔してましたが。笑
その後、またカウンセラーさんとお話しし、当日施術をすすめられましたがそこは頑なに拒否。
ちゃんと翌月に有給と週末使って4連休をつくっておいたのでダウンタイムを考えてそこでの手術を予約。(この時のカウンセラーさんは「ダウンタイムなんてほとんど気にならないし翌日仕事でも大丈夫ですよぉ~」と当日施術すすめてきて嘘くさくて全然信用できなかった。←)
見積りもらって注意事項確認して、手術の予約取って前払金を払ってその日は帰宅。
いざやる気になったものの実際に決まるとめっちゃ怖くなってきて、やっぱ勢いで当日やってしまった方がよかったかな~とも思いましたが、焦ってもいいことないだろうし予定を立てた通り翌日までじっくり待つことに。
ただ、その間に怖くなって直前で逃げ出さないように(予防接種の時みたいに笑)、知り合いに報告しお披露目する日を予定したり、家族にも子どもの送迎など行けるよう仕事を調整してもらったり周りの予定も巻き込んで絶対に逃げずに手術するぞーと決めて当日まで過ごしました。
長くなったので手術当日についてはまた次の記事に書きたいと思います。
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